令和5年6月(水無月)の行事予定nado

林野火災防ぎょ訓練を実施!!

 林野火災が多発している時期を迎えるにあたり、美浜・三方両消防署と石観音自衛消防隊による林野火災防ぎょ訓練が石観音本堂付近を中心に4月27日に行われました。
当日は、資機材搬送訓練、自然水利活用訓練、消火訓練、連携訓練等が行われ、石観音からも2名の自衛消防隊員が参加し、小型動力ポンプにて消火活動を行いました。

新しく物置として使用するコンテナハウスを設置

  かねてより現在の作業所が手狭になって物置を必要としていたところ、石観音委員の個人宅の新築にかかわって、使用しなくなったコンテナハウスが寄贈され、物置として使用できることになりました。基礎作業等を4月後半に自前で行い、5月から使用できるはこびとなりました。本当にありがたいことです。

石観世音居間の床張り作業に精を出す

 現在の石観世音が建設されてからおよそ120年あまりにもなりますから、いろんなところが傷むのは仕方のないことです。4~5年前には売店を新しく建築しましたが、今回は日常皆が集まって会議したり、食事したりと頻繁に使っている居間がどうやらシロアリにやられているということで、床を張り替えることになりました。幸いにも委員の中には専門の大工さんがいて、今回もこの仕事を引き受けていただくことになり、4月の下旬には基礎からしっかりしたものに仕上げて頂きました。今は、皆安心して過ごしています。感謝です。

参拝者の一言紹介(2023年2月~3月の参拝自由ノートより)

 右足、よくなりました。有難うございました。(福井県 ご夫婦)
 右手親指が治ります様に!!(福井県 ご夫婦)
 病気が治りますよう。(福井県 女性)
 足の痛いのが良くなります様に!(滋賀県 ご夫婦)
 昨年はケガもなく過ごしました。今は足こしの痛さにくすりを飲みながら一日一日過ごしてます。(石川県 ご夫婦)
 丈夫な足ですごせます様にお願いします。(滋賀県 ご夫婦)
 何日もお守り頂きまして有難う御座います。(滋賀県 ご夫婦)
 手を大事にして生きていきます。(岐阜県 男性)
 手足が安全でありますよう、家内安全。(滋賀県 男性)
 今年は初めてご縁をいただきお参りさせていただくことができ大変喜んでいます。ありがとうございます。(滋賀県 ご夫婦)
 昨年9月頃より座骨神経痛になり左足が激痛、すぐ観音様に参拝してお手足(左足)を頂き毎日足をさすり、治ることを祈願していたらすっかり良くなり、お礼参りをさせて頂きました。ありがとうございました。(福井県 女性)
 病気平癒、おだやかにすこやかに暮らせますように。(大阪府 ご夫婦)
 健康ですごせます様にお願いします。足の痛みも大分良くなりました。(京都府 ご夫婦 )
○ 健康でまた新しく前へ進みます。よろしくお願いします。(京都府 男性)
 久しぶりにお参りさせて頂きました。(福井県 女性)

6 月 の 行 事 予 定

〇 6月7日(水)・全員作業日
〇 6月17日(土)・月次
(つきなみ)法要
 毎月17日のご祈祷希望者のための合同祈祷として執り行われます。もちろんご祈祷を希望されていない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 6月18日(日)・厨
(くりや)観音大祭
越前町の厨観音に三方石観世音から委員長を含めて2名が代表で出席します。
 6月30日(金)・月末の合同祈祷
 17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者の月末の合同祈祷として執り行われます。

 

 

 

 

 

令和5年5月(皐月)の行事予定nado

石観世音参道や境内を色鮮やかに飾る桜たち

 今年の桜の開花は、一週間余りも早かったように思います。例年なら子どもたちの入学式前後に満開の時期を迎えていたように記憶しています。この春を迎えるまでに、大雪であったり、かと思うとこれが冬の気温なの?と思うようなお天気具合に感じましたが、にもかかわらず桜たちはこうした美しい姿を見せてくれました。

最近の異常とも思える気候現象は、今後ますます激しくなって「日本は四季の移り変わりが美しい国」と云われることがあと何年続くのだろうかと考えてしまいます。そうならないように願うばかりです。

参拝者の一言紹介(2023年1月参拝自由ノートより)

賀状ありがとうございます。今年も一年よろしくお願いします。(福井県 ご夫婦)
今年も焦らず、諦めず、飽きず・・・夫の右手、右足のマヒが少しずつでもよくなりますように・・・(福井県 ご夫婦)
今年もこうしておまいり出来て有難いです。感謝の心を忘れずに一日一日を大切に過ごさせて頂きたいと思っております。お道からはずれませぬようにお導き下さい。(福井県 女性)
本年もよろしくお願いします。(滋賀県 ご夫婦)
両足ひざの痛いのが5年続いてまともに仕事ができずこまっています。お助け下さいます様お願いします。(京都府 男性)
早々の賀状ありがとうございました。(滋賀県 男性)
本年も賀状頂きましてありがとうございました。(福井県 女性)
昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。(大阪府 ご家族)
○○ちゃんの身長が伸びますようにお願いします。(滋賀県 ご夫婦)
皆が健康で過ごせますように!(福井県 ご家族)
皆が元気で過ごせますように・・・。今日お参りにこれた事、本当にありがとうございます。いつも守って下さり感謝です。(福井県 女性)
健康ですこやかに1年が暮らせます様に。(滋賀県 ご夫婦)
無病息災、元気で過ごせます様に(滋賀県 ご家族)
今日、誕生日をむかえることができ、ありがとうございます。○○の足がなおりますようにお願いします。(福井県 女性)
右肩、腰をお治し下さいませ(滋賀県 ご夫婦)。

5 月 の 行 事 予 定

〇 5月13日(土)・全員作業日
〇 5月17日(水)・月次
(つきなみ)法要
 毎月17日のご祈祷希望者のための合同祈祷として執り行われます。もちろんご祈祷を希望されていない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 5月25日(木)・大駐車場周辺の福寿会奉仕作業
 5月31日(水)・月末の合同祈祷
 17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷として執り行われま す。

 

 

 

令和5年4月(卯月)の行事予定nado

三方駅プラットホームに新しく設置された観光掲示板に三方石観世音も紹介されています。

春季彼岸祈祷法要

3月21日のお彼岸の中日を迎え、石観世音では春季彼岸祈祷法要並びに永代祈祷法要が行われました。

当日は、午前中は良く晴れていて、その後にわか雨は降りましたが、参拝時にはその影響もほとんどなく過ごしやすい一日となりました。朝からの参拝者の数も100名を超えるほどで、多くの方々にご参拝いただき、当石観世音としても本当にうれしい限りです。法要がおわってからも境内の盆梅の見学などでにぎわいました。また、恒例の女性の会の方々による三方名物のいが饅頭や草餅の販売なども完売し大変盛況でした。コロナの感染も少し落ち着いてきて、いい彼岸法要となりました。

三方盆梅愛好会の方々の手になる美しい盆梅展

 本年も三方盆梅愛好会の皆様による盆梅が2月21日に運び込まれて、春季彼岸法要が行われた3月21日までの1か月間参拝者の方々の目を楽しませてくれました。2月のうちはまだ寒くて硬かったつぼみが3月に入って白い花を咲かせ、その1週間後には紅梅もしだれもじょじょに花を咲かせました。その美しい盆梅を写真で紹介いたします。

 

4 月 の 行 事 予 定

〇 4月2日(日)・一斉作業日(清掃)
〇 4月6日(木)・一斉作業日(燈籠)
〇 4月12日(水)・若狭観音霊場会総会
〇 4月日16(日)・三方区神事
〇 4月17日(月)・月次(つきなみ)法要
 毎月17日のご祈祷希望者のための合同祈祷として執り行われます。もちろんご祈祷を希望されていない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 4月20日(木)・コンテナハウス基礎
〇 4月23日(日)・コンテナハウス基礎予備日
〇 4月26日(水)・コンテナハウス設置
 4月27日(木)・消防署防火訓練(山火事想定)
 4月30日(日)・月末の合同祈祷
 17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷として執り行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

法要が終わって方丈さんと語らう参拝者の方々   名物のいが饅頭や草餅等の販売をする女性の会

が行われました。

 

令和5年3月(弥生)の行事予定nado

節分の厄払い・歳祝いの特別祈祷

 1月下旬に降り積もった雪が2月3日にはまだ20㎝ほども残っていました。この日は、1月末日の合同祈祷と節分の日で厄払い・歳祝いの特別祈祷法要の日でしたが、参道は観音川の水を利用した融雪用のパイプで凍ることなく安心して参拝することが出来ました。
節分は、各季節の始まりの日(立春立夏立秋立冬)の前日のことですが、江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多くなり現在につながっているそうです。また、二十四節気において立春は新年の始まりで、現在でいえば節分は大みそかのような日ともいえます。ですから節分とは、一般的に邪気を払い、無病息災を願う行事といわれており、「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」だともいわれているのでしょう。

この節分の日に、邪気を払い無病息災を願う多くの方々がお参りされました。当日の祈祷希望者は、1月の合同祈祷の希望者が6人、節分の特別祈祷の希望者が23人とたくさんのご希望がありました。そして33名もの多くの方々にご参拝いただきました。本当にありがとうございました。
立春を迎えていよいよ春めく季節になりましたが、この三方の水田で12月頃より餌を求めて過ごしてきたコハクチョウたちも遠いシベリヤ方面に旅立つ日が迫ってきています。今はその体力づくりに懸命で、せっせと餌をとりその準備に余念がなさそうです。

稲荷神社講祈祷法要

上記写真の稲荷社は石観音沿革史(巻二)によれば、三方区宇野弥助氏の外孫にあたる大藪区の森留吉氏が京都に出て事業に成功された後、出身地の三方に帰り妙法の滝の下手にあった長兄の森卯之助氏の持ち家(元石崎利右ヱ門氏老夫妻の隠居所とのこと)に住まわれたとあります。森留吉氏は信仰の厚かった方で伏見稲荷神社を妙法の滝と住居との間の山手に祭祀すべく発願されたとあります。
当時、京都市役所に勤務されていた三方出身の石崎孫助氏は森氏とは知己の関係であったということですが、満期退職後郷里に帰郷して、ご夫婦で住み込みで石観音の世話方をされていたそうです。そうした関係もあって伏見稲荷大社より玉水・玉崎・玉鶴の稲荷を勧招祭祀することとなったそうです。
ただ、昭和40年に台風に伴う大水害でご神霊、社殿共に流されてしまったので、社殿は北前川の青池久右エ門氏より新調ご寄進を受け、昭和41年に五井八之助氏が伏見稲荷大社へ参拝し、ご神霊を拝戴して昭和42年に社殿に収めて現在に至っているということです。今現在はこの稲荷社もその横に流れている妙法の滝付近もきれいになって、鶏鳴石(けいめいせき)とともに一般の参拝者も好んでお参りする姿が見受けられます。

盆梅展の準備に精を出す

三方盆梅愛好会の皆さんが、毎年この時期の各地の盆梅展のために常日頃から世話してこられた盆梅を様々な展示場に運び、地元の方や観光で訪れる方々の目を楽しませてくださっています。この三方石観世音もお世話になっている展示場の一つです。ありがたいことです。

石観世音の展示場では、2月21日(火)から3月21日(火)までの予定で盆梅展を開催致します。この期間は無休で、午前8時から午後4時まで無料で見学できます。多くの皆様の上山をお待ちしています。

参拝者の一言紹介(2022年12月の参拝自由ノートより)

〇 右腕をお治しくださいませ。(滋賀県 ご夫婦)
 感謝のおまいりさせていただきました。ありがとうございます。(滋賀県 男性)
 今年もありがとうございました。(大阪市 ご夫婦)

3 月 の 行 事 予 定

〇 3月4日(土)・三方石観世音委員会・雪囲い撤去作業
〇 3月17日(金)・月次(つきなみ)法要
 毎月17日のご祈祷希望者のための合同祈祷の日に行われます。もちろんご祈祷を希望されていない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 3月18日(土)・彼岸入り 幕張作業
〇 3月21日(火)・彼岸の中日 春季彼岸祈祷会
午後2時より皆様のご健康とご繁栄を願って彼岸法要を行います。
〇 3月22日(水)・盆梅展撤去作業
〇 3月24日(金)・彼岸明け 片付け作業
 3月31日(金)・月末の合同祈祷
 17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷として執り行われます。

令和5年2月(如月)の行事予定nado

今年も健康に幸せに暮らせますように!…どんど焼きに託す

我が三方区では三つの神社があり、それぞれの神社において早朝6時ごろからどんど焼きが行われます。このどんど焼きは、正月の終わりに一年間の幸せを願う火祭りとして平安時代の昔から長い歴史を持っているといいます。
 正月に飾られるお飾りには神様が宿っており、燃やすことで年神様(としがみさま)は天へと帰っていくと云われ、その煙そのものにもご利益があって、それを浴びることで無病息災のご利益が得られるのだそうです。
また、その火で焼かれた餅を食べると病気を防ぐことが出来るとも云われています。そして、燃やした後に残った灰を持ち帰って家の周りに撒くと、野山で仕事をしていてもマムシなどから身を守ることが出来るなど魔除けの効果があるともいい伝えられているようです。
どんど焼きにはこうした言い伝えが昔から続いてきていて、今もなお火の周りを囲んでお餅を焼いたり、燃やしたしめ縄の灰を持ち帰るなど時代を超えた風習が生活の中に取り込まれていることに郷愁を覚えます。三方石観世音もしめ縄など多くの正月飾りを近くの御方(おんかた)神社のどんど焼きでお世話になりました。

観音さまの功徳日としての「千日参り」

 とても大切な願い事があるとき、同じ神社や仏閣に1000日間参り続けることを本来千日参りというそうですが、後には1日参るだけで1000日参るのと同じ功徳があるとする日を「千日参り」の日といい、観音様の功徳の日として多くの人たちがお参りするようになったといいます。
三方石観世音では1月10日を「千日参り」の日としています。この日の早朝は雨模様でしたが午前10時過ぎには雨もすっかり上がって、お参りに適した空模様になりました。ご参拝の方も70名あまりと多くの方々がお参りしてくださいました。

再び戻ってきたコハクチョウたち

昨年3月にシベリヤ方面に飛び立ったコハクチョウたちが12月上旬には再び戻ってきました。当初は20羽前後の数でしたが、その後40数羽、60数羽と増え、新年になってさらに増え、今では100数羽(写真)を数えるほどになりました。この三方の地が気に入っているようです。2~3月の渡りの時期まで温かく見守ってやりたいです。

令和5年 年賀状より

 コロナが早く終息しますように。良い年にしたいです。本年もよろしくお願いします。(福井県 ご夫婦)
 三方石観世音の皆々様方には大変お世話になり、本当に皆さんと喜んでおります。又参拝致したいと思っております。皆々様のご健康を遠き岡崎よりお祈り申し上げます。(岡崎市 女性)
 いつもお参りさせて頂いております。ご病気の方のご縁も助けていただいております。ありがとうございます。(福井県 ご夫婦)
 早々に賀状を頂き誠に有り難うございました。新年のご挨拶を申し上げるべきところではございますが昨年父が98歳で永眠しましたので年始のご挨拶は控えさせて頂きました。これまで父に賜りましたご厚情に熱くお礼申し上げます。(福井県 ご家族)
 少しだけ足の調子が良くなった様に思います。ありがとうございます。(京都市 ご家族)
 昨年中は度々参らせていただきありがたい気持ちになれました。本年も又、うかがわせていただきたく思っています。(福井市 男性)
 何時も守って頂きましてありがとうございます。(伊丹市 ご夫婦)
 ご丁寧に新年のごあいさつをありがとうございます。一昨年に初めて訪れ、周辺の海岸が素晴らしいことや梅の産地であったことなど知りました。昨年は漂流物を探して回るツァーでまた若狭を訪れることが出来ました。そこでなんと手紙と星型の折り紙が入ったビンを拾いました。スマホの翻訳機能でざっと読んでいただくと、中国語で中学1年の女の子が半年前の5月に流したものとわかりました。短い手紙でしたが拾った人の健康と幸せを願い、自分の夢は歌手になることとありました。ありがたい手紙でした。(大阪市 女性)

参拝者の一言紹介(2022年12月の参拝自由ノートより)

 私も家内も二人とも足が痛いので早く良くなります様にお願いします。(京都府 ご夫婦)
 足が速くなりますように!(永平寺町 男性)
 将来が決まりますように!(永平寺町 男性)
 平和に、心安らかに暮らせますように!(永平寺町 男性)
 左足の骨折、完治しました。ありがとうございました。(若狭町 女性)

2 月 の 行 事 予 定

〇 2月3日(金)・節分祈祷(先月末日の合同祈祷も同時に行います。)
〇 2月5日(日)・三方区の総会
が行われます。
〇 2月15日(水)・一斉清掃日
〇 2月17日(金)・月次(つきなみ)法要・稲荷神社大祭
・月次
(つきなみ)法要は、毎月17日のご祈祷希望者のための合同祈祷の日に行われます。もちろんご祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
稲荷神社大祭は、月次(つきなみ)法要が終わり次第稲荷神社にて行われます。
 2月28日(火)・月末の合同祈祷
・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷として執り行われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年1月(睦月)の行事予定nado

地元の文化的な財産を学びの場に

地元の文化的な財産等を学びの場に活かす取り組みを進めている三方小学校の四年生児童34名のみなさんの感想の一部や上中中学校の4名の皆さんの見学の様子などを紹介します。

【見学に来た三方小学校4年生の皆さんの感想の一部】

●「先日は、三方石観世音について、くわしく教えてくださりありがとうございました。とても楽しかったです。わたしの中で、三方石観世音は、話を聞いていたら、だんだんだいじな建物だということを知りました。…」(4年女子)
●「三方石観世音のみなさんは、これまで続いていたことをしっかりうけつぎ、次の世代までやりとどけたいという思いがあり、すてきな方がただと思いました。さわさんからは、三方石観世音のれきしを教えていただきました。みねもりさんからは、手がた足がたの事や、手や足がなおった成功例を教えていただきました。勉強になりました。ありがとうございました。…」(4年女子)
●「今日は、三方石観世音を見学させてくださりありがとうございます。わたしは、三方石観世音に初めて来たので見学できて、うれしかったです。空海がいることも初めて知りました。手形足形は、病気の人やふじゆうな人が手形足形を使うとなおると聞いてびっくりしました。仏ぞうのことでは、空海が作っているとちゅう、にわとりが朝をしらせる鳴き声で、空海が仏ぞうを完成させないで行ってしまったので、わたしはぎもんに思いました。…」(4年女子)
●「今までは石観世音のことをあまりしらなかったけど、石観世音にいったらたくさんのことをしれました。石観世音には、手がた、足がたがありました。足をなおしたいときは、足がたをつかいます。手をなおしたいときは、手がたをつかいます。本当に手がたをつかった人は手をなおせてすごいなあと思いました。石観世音はむかしからあるからみんなでまもっていってるんだなあと思いました。…」(4年男子)
●「…私のいとこのお父さんは、よくけんどうで足をこっせつすることが多く、こっせつするたび、石観音で、足をかり“早く足が治りますように”と祈っていたそうです。しかも、昨日、お手足どうを見た時に、たくさん手、足があったからそれだけの人は、手、足が治ったんだと思いました。…」(4年女子)
●「私が一番心にのこったことは、空海さんが三方石観世音にいらっしゃって右手首をほってにわとりの声がし、帰ったことです。私は、もし右手全てをほっていたならば、片手観音にはなっていなかったと思います。その片手観音を見るには33年に一度しかみれないとおっしゃっていたのでおどろきました。もし、片手観音を見れるきかいがあったら見たいです。…」(4年女子)
●「…ぼくは弘法大師さんがひとばんで、かんのん様をほったと知ってびっくりしました。石が大きかったです。どうしたらこの大きくてかたい石をほることができるのだろうと思いました。空海さんはすごいと思いました。ぼくたちのちいきに、このようなすばらしい文化財があることがうれしいです。大切にしていきたいです。…」(4年男子)
●「…お話の中で一番心に残ったのが三十三年に一回ごかいちょうされるということです。四年後ぜったいにみにいきたいです。…」(4年男子)
●「…わたしたちが、中学一年生になったら、かんのん様が開くので、見に行きたいです。そして、わたしたちが三方石観世音を守りたいです。」(4年女子)
 ここに掲載させていただいた感想は一部ですが、このように地元の文化財に関心を寄せていただけることは、今後の三方石観世音にとっても大きな希望です。ありがとう。

【上中中学校の生徒たちの石観世音見学の内容】
 11月11日に郷土の文化財等の調査活動で、上記写真にあるように若狭町上中中学校の4名の生徒さんが石観世音へ見学に来られました。
そのときには、空海和尚(後の弘法大師)と石観世音菩薩の関係や三方石観世音の成り立ちなどの歴史的なお話や石観世音で働いている委員の日々の仕事内容などについて簡単に説明したりしました。片手観音にかかわるお手足型の作成現場やお手足堂の見学等も行いました。そのほか参拝者に渡す御朱印なども実際に書いてもらうような体験学習を計画していましたが残念ながら時間がなくてそれはできませんでした。
しかしながら、こうした形で地元の文化財に関心を持っていただく機会を計画していただいたことは本当にうれしいことです。

新年を迎える準備に精を出す

 本年もあと数日です。すす払い等の大掃除や花立て・しめ飾り・松飾りなど、正月飾りに汗を流し、気持ちよく新年を迎えたいと頑張りました。

参拝者の一言紹介(2022年10月~12月の参拝自由ノートより)

 満60歳になり手足が痛くなりました。心臓が心配です。健康でいられますように!(滋賀県 女性)
 参拝中に雨が降ってきたので雨宿りさせてもらいました。ひざよくなってさくさくあるけますように!静かでよい雨宿りでした。ありがとうございました。(福井県 女性)
 右肩・右手の指、お治しくださいませ!(滋賀県 ご夫婦)
 今年最後のお詣りをさせて頂きました。元気で毎日過ごさせて頂いて居ります。又、来年の雪が消える頃に必ずお参りしたいと考えています。ありがとうございました。(京都府 ご夫婦)
 おばあちゃんの足が良くなりますように!(福井県 ご夫婦)
 母の誕生日、78歳の時に一緒に来れたことに感謝します。ありがとうございます。(福井県 ご家族)
 長い間お世話になりました。本当にありがとうございました。(京都府)

1 月 の 行 事 予 定

〇 1月1日(日)・元日
〇 1月4日(水)・鏡開き
〇 1月10日(火)・千日参り
〇 1月17日(火)・月次
(つきなみ)法要
毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろんご祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
 1月18日(水)・石観世音 初観音の日
 1月末日の合同祈祷は2月3日の節分の祈祷日に併せて行う予定です。

 

 

 

 


 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4年12月(師走)の行事予定nado

石観世音参道から眺める紅葉のいろいろ

今年の石観世音の紅葉の時期は例年に比べて短いような感じがしました。異常気象が影響しているのではと感じました。それでもやっぱりこの美しい紅葉は私たちの心を和ませてくれます。
ところで、上記の「参道の恐竜シシサンゾウ」の写真ですが、以前にこの石観世音を訪れた方が、神明橋付近でこの切り株を見つけて「参道の恐竜」と呼んでいました。そのことを思い出してじっくり見つめ直してみると、なるほどイノシシのような象のような動物に似ているなあと改めて感心した思いです。そこでこの「参道の参拝者を見守る恐竜」を“シシサンゾウ”と名付けてみました。いかがでしょうか。

久しぶりにバス旅行を兼ねて多くの参拝者が訪れる

 この3年間はコロナ感染が続き参拝者も以前の半数ほどに減ったことで、少々寂しい雰囲気でしたが、ここ1~2カ月間はバスでの観光も含めて連日100人余りの参拝者があります。もちろん感染予防などには気を配りながらですが、久しぶりのにぎわいをとりもどしたなかでの空海和尚と石観世音菩薩の関係などの説明にも自然と力が入ります。

参拝者の一言紹介(2022年10月~11月の参拝自由ノートより)

 小学校の遠足で参拝させてもらって以来、40年ぶりに来ました。当時の記憶がよみがえりました。おかげ様で家族と元気に来れた事が嬉しかったです。(新潟県 女性)
 ○○のヒザがよくなりますように!(京都府 ご夫婦)
 雲谷山(787m)に登ってきました。(大津市 ご夫婦)
 今日は、おばあちゃんの足が良くなるようにとここに来ました。これからもがんばってください!また、参拝しに伺います。(福井県 女性)
 足がひどくならないようにお願いします。(長浜市 男性)
 1年間、左足首が痛くなく本当に感謝しております。右足もよくなり感謝しております。ありがとうございます。(愛知県 男性)
 半年前から膝の痛みに苦しんでいます。治療しているのですが、なかなか痛みが治りません。どうか少しでも軽くなります様お願い致します。(一宮市 女性)
 妻の両足の動きが良くなります様に。(滋賀県 男性)
 ○○の足の調子がずっと良い状況が続きますように。(福井県 女性)
 足、腰が動きますように。(愛媛県 女性)
 手術が無事終わりました。ありがとうございました。(長浜市 ご夫婦)
 いつもご守護いただきありがとうございます。(福井県 ご夫婦)
 娘の膝の痛みがだいぶ良くなり、時々ですが自転車で学校へ通学することもできるようになってきました。ありがとうございます。(福井県 女性)
 参道の景色良く、足腰難なく登れました。(刈谷市 ご夫婦)
 病気の方がすごく回復されております。今日は、悪性リンパの方へのお願いにお参りさせて頂きます。いつもお守り下さり有難うございます。(福井県 女性)
 いいお天気にお参りできました。(福井県 女性)
 前年度、今年と賀状ありがとうございました。(京都府 ご夫婦)
 自分の膝の痛みが治りますように。○○が元気で歩けますように。○○が元気で過ごせますように。しばらくお参りできませんでした。また、妻と一緒に参らせてください。(兵庫県 ご家族)
 感謝いたしております。これからも平和で過ごせる様に。有りがとうございます。(石川県の方)
 感謝します。足が良くなりますように。(福井県の方)
 世界平和になりますように。(岐阜市 男性)
〇 皆の病気が良くなります様。祈!(福井県の方)
 右手の痛みもとれて良くなりました。ありがとうございました。(福井県 女性)

12 月 の 行 事 予 定

〇 12月9日(金)・一斉清掃日
〇 12月17日(土)・月次
(つきなみ)法要
毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろんご祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
 12月25日(日)・松切り・花取り
 12月26日(月)・花立
 12月28日(水)・(月末の)合同祈祷・年末清掃と正月飾り
 ・(月末の)合同祈祷 17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者 のための(月末の)合同祈祷日です。
年末清掃と正月飾りを行います
 12月31日(土)・大晦日・年越し
 1月1日(日)・元旦
 1月2日(月)・臥龍院年賀

 

 

 

 

 

令和4年11月(霜月)の行事予定nado

橋供養として行われた安全地蔵尊法要

 上の写真にある橋供養安全地蔵尊の法要が10月13日に行われました。この法要は、橋供養と云われていますが、それは安全地蔵尊の後ろにある萬葉歌碑が刻まれている大岩を運ぶときに道中の石橋(現在の神明橋)を通って運搬しなければならなかったことがきっかけでした。

その大岩は、当時御方神社付近にあったのですが、この石橋を渡るために支柱や足場板などで様々な補強をしたうえで無事に運び終えたのですが、翌朝には橋を支える3本の石材のうち一本が折れて川中に落ち込んでいたということでした。
そのため、以後の参詣者や観光者の増加に備えて小・大型車などどんな重量にも耐えられる橋が必要と考えて、現在の朱色の神明橋が出来上がったということでした。そして昭和37年10月13日には渡橋式が行われたことで橋供養安全地蔵尊の法要が行われるようになったのです。

この大岩には、「若狭なる 三方の海の 浜清み いゆきかえらい 見れどあかぬかも 」という萬葉歌碑が刻まれ、橋供養安全地蔵尊の後ろの小高い所に据えられています。

三方石観世音奉賛会祈祷法要が厳粛に行われる!

 本年もまだコロナ感染が続く中でしたが、良信方丈様と良祥様お二人による祈祷法要が、奉賛会会員のご祈祷希望者146名のご芳名を読み上げられて実施されました。
現在行われている10月17日の奉賛会祈祷法要のこの行事は、石観世音を護り続けている三方区民のご労苦に対して、それぞれの方の“願意”を祈祷法要という形で応えるとともに、石観世音の護持について意見を出し合う良い機会にしたいと考えられたのだと思います。コロナの感染が早く終息して、今後の石観世音の在り様について和気あいあいの雰囲気の中で語り合える機会が早く来てほしいものです。

[火災時の初期消火用ポンプ車の保存車庫](上記写真参照)

昨年の秋に40トンの水がたくわえられる大型の水槽が下の境内の地下に設置されました。その時、これまで三方区が使用していた防火用ポンプ車を石観世音に配置して、重要な文化財を守るための初期消火に役立てられるようにということで、ポンプ車の車庫を造る予定がありました。
その車庫がようやく宿坊下の一画に「火災時の初期消火用ポンプ車の保存車庫」ができました。これで万が一の事態への“備え”ができました。この消防ポンプ車のお世話にならなくてもいいように万全の注意をすることは当然ですが、まずは一安心というところです。

参拝者の一言紹介(2022年9月~10月の参拝自由ノートより)

 初めてお参り致しまして深く感謝です。皆様のご健康を祈願し、わが命の延びるように期待します。(滋賀県 男性)
 母と一緒に無事にお参りさせていただきました。お守りいただきありがとうございます。(京都府 親子)
 やっと自分で運転してお参りさせて頂きました。老いて膝の痛みを覚えるようになり毎日ウオークをしています。頑張ります。次回も運転して来られるように‼(京都府 ご夫婦)
 いつも有難うございます。(滋賀県 ご家族)
 ぱぱの左麻痺が治りますように。左手と左足をお借りします。(福井県 ご家族)
 母(96歳でした) 永きに渡りお参りさせて頂きましたがお不動様初め、観音様故師様の元へ行きました。(そんな風に思いたい私)友人2人主人の4人で来させて頂いています。(滋賀県 ご夫婦と友人)
 今年もお参りに来ることが出来ました。嬉しいです。(岐阜県 女性)
 ありがとうございました。(京都府 女性)
 今年も参拝できました。(愛知県 ご夫婦)

11 月 の 行 事 予 定

〇 11月3日(木)・聖徳太子祭
〇 11月9日(水)・一斉清掃日
〇 11月17日(木)・月次
(つきなみ)法要
毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろんご祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
 11月30日(水)・月末の合同祈祷
 ・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。

 

 

 

 

 

 

 

令和4年10月(神無月)の行事予定nado

無事終了 彼岸大祈祷会!

9月20日の彼岸入りから26日の彼岸明けまで1週間、全国的には台風の接近で大変な状況でしたが、幸いにも地元若狭町付近一帯においては大きな被害などもなく、三方石観世音の彼岸大祈祷会も無事に終えることができました。
20日の彼岸入りまでには“花とり”や“花たて”、“祭壇”の飾りつけ、本堂やお手足堂などの幕張りなどを皆で取り組み、彼岸大祈祷会の準備を整えました。

迎えた23日は、午前中雨模様のお天気も午後には雨も上がり過ごしやすいお彼岸日和となりました。ご参拝の皆様もこの日は60~70名となり、コロナ禍ではありましたが気持ちのなごむすばらしい彼岸大祈祷会を催すことができました。

[手水場の八大龍王]について一言
仏教発祥の地インドでは、大河が龍にたとえられていることから、龍は水と深い関係があるといわれています。その中でも八大龍王とよばれる八尊の龍のことは法華経にも書かれていて、そのなかの沙伽羅(しゃがら)龍王は雨乞いの神として深く信仰されており、弘法大師が京都神泉苑で八大龍王に祈って雨乞いをし、雨を降らせたという話も残っているそうです。

参拝者の一言紹介(2022年9月の参拝自由ノートより)

 孫が健康に、元気に育って下さい。(滋賀県 ご家族)
 主人の足の手術が10日に決まりました。無事手術が出来ます様お守りください。(滋賀県 ご家族)
 孫の足の手術は何事もなく成功することができました。ありがとうございます。お陰さまです。感謝します。父の最期をなんとかおみとりしてあげられます様に頑張らせてください。(福井県 女性)
 右膝じん帯の痛みが引きます様に。(兵庫県 ご夫婦)
 いつもありがとうございます。子供、孫、健康で過ごさせてもらっています。9月15日、娘の胃の検査が異常ありませんよう。(京都府の方)
 いつもありがとうございます。元気に生きております。どうぞよろしくお願い致します。(滋賀県 ご夫婦)
 いつもありがとうございます。今日来れた事に感謝します。(福井県 女性)
 足がなおりますように!(福井県 女性)
 いつもありがとうございます。(滋賀県 ご夫婦)
 健全な手、足、腰になりますようお願いします。(滋賀県 ご夫婦)
 息子のために(お手足形を)お借りします。(福井県 女性)

10 月 の 行 事 予 定

〇 10月6日(木)・一斉清掃日
〇 10月13日(木)・安全地蔵祭
〇 10月17日(月)・月次
(つきなみ)法要・奉賛会祈祷会
月次法要 毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろんご祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
・奉賛会祈祷会 区民皆様の安全・安泰を願って斎行する祈祷法要の日です。
 10月31日(月)・月末の合同祈祷
・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4年9月(長月)の行事予定nado

8月10日に歴代世話方様の施食会が無事行われました!

三方石観世音は、江戸時代(1812~13年)に石観世音の本堂が建立されてから今日までの200年余りの間、120名を超える地元の歴代の世話方様に護られてきました。
平安時代の初め西暦800年頃、風光明媚なこの地を弘法大師(空海)が旅されたときのこととして「三方石観世音の手足形等奉納品調査報告書(令和2年発行)」の序文に次のような一文が記されています。

「雲谷山山麓に宿られ山林が奥深く水がきれいなことを愛され、観音川(大谷川)沿いの大花崗岩に一夜のうちに観音菩薩を彫って多くの人々を苦しみや悩みから救おうとされたのでありますが、完成まじかに夜明けを告げる鶏の鳴き声を聞き右手首から先を残して下山されて次の地へ旅立たれました。このことから別名“片手観音”とも呼ばれ手足の病や諸病にご利益があると多くの方々から信仰されています。」
“片手観音”すなわち若き空海和尚が彫られた摩崖仏(まがいぶつ)の聖観世音菩薩の歴史は、この時から1200年余りにもなり現在に引き継がれているのです。しかし、1812年に本堂が建設されるまでは、「粗末な小さな板囲いの祠で山仕事の樵(きこり)たちが花を供えるくらいだった」そうで、本堂が建設されて以来多くの世話方の皆様の力で今日につながっているというわけです。この世話方様方の施食会が8月10日に無事行われました。今後とも皆様のお力添えをよろしくお願い致します。~「」内は当時の石観世音委員長による~

せき止め地蔵尊・延命地蔵尊の法要

せき止め地蔵尊は、当初は病気の咳を止める“咳止め”と考えられていました。最近になって流水の制御施設としての治水を含めた“堰止め”という説が出てきたのですが、「せき止め地蔵尊」を明確に説明する資料は今のところ見つけられてはいません。
ただ、「三方石観世音歴史散歩1」(「」内は、元石観世音世話方の市野光雄氏)によれば、「せき止め地蔵尊は、三方区内の信者により管理せられ、洗心園の麓にあった。その後管理方の申し出により、昭和36年9月17日に現在地に祭祀せられた」とありますが、石碑にも“せき止め地蔵”となっていて、“せき止め”の意味はやはり明らかではありません。
延命地蔵尊は、様々な地域にあって祭られているそうです。おそらくは、普通一般の方が現在のように病気になった場合すぐに病院で診ていただける状況にない時代はこうしたお地蔵さんに頼ることが多かったということでしょう。三方石観世音のお手足形のような役割を担っていたのかと思います。

参拝者の一言紹介(2022年6月~8月の参拝自由ノートより)

 家族健康と○○の左足が治りますように!お願いします。(京都府 ご家族)
〇 ○○の右ヒザが28年前にケガから平癒して頂きありがとうございました。今度右足首のケガ平癒を願い、お参りしました。どうか普通に歩けるよう願います。家内安全!病気平癒!(大阪府 ご家族)
 母がお世話になりました。ありがとうございました。家族、健康にすごせますように!(兵庫県 男性)
〇 ○○の左のひざのケガが早くなおります様!(福井県 ご家族)
〇 左肩、右ひじ、左ひざ、左足が治りますように・・・!(滋賀県 ご家族)
〇 左腕の回復お願いします。コロナの終息もお願いします。(愛知県の方)
〇 お参りさせて頂きありがとうございます。今年はご縁も頂き4回目のお参り日となり喜んでいます。家族が健康に過ごさせて頂けます様にお願い致します。(滋賀県 女性)

9 月 の 行 事 予 定

〇 9月7日(水)・一斉清掃日
〇 9月16日(金)・花とり
〇 9月17日(土)・月次
(つきなみ)法要
・毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろん祈祷  を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 9月18日(日)・花立て
〇 9月20日(火)・彼岸入り
幕張等お彼岸の法要の準備を午前8時より行います。
〇 9月23日(金)・彼岸の中日 秋季彼岸法要並びに永代祈祷法要
午後2時より本堂にて秋季彼岸法要並びに永代祈祷法要が行われます。
〇 9月26日(月)・彼岸明け
お彼岸の片付けを午後1時より行います。
 9月30日(金)・月末の合同祈祷
・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。