妙法石


参道の中央付近、本堂前庭に続く石段前にひとつの大きな石があります。昔、元旦に村人が石観世音にお参りしたとき、この石から鶏鳴を聞いたといいます。
それ以来、この石には観音様の不思議な力が働いているといわれ妙法石と名付けられています。
また、弘法大師が観音像を彫られているとき、夜明けを告げる鶏の鳴き声を聞き、観音像を完成させることなく下山されたという言い伝えがあることから別名「鶏鳴石」とも呼ばれています。