令和6年4月(卯月)の行事予定nado

梅花講の皆様や多くのご参拝の方々を迎えて春季彼岸祈祷会が行わる!

 三月二十日のお彼岸の中日には、当石観世音においても春季彼岸祈祷会を斎行致しました。本年は、コロナ感染もようやくおさまりかけてきましたので、通常の形で彼岸法要を実施することが出来ました。有難いことです。

また当日は、梅花講の皆様のお参りも含めて多くの方のご参拝の方々をお迎えできました。そして、ご参拝の皆様にはお楽しみ企画としてぜんざいの振る舞いやいが饅頭等の販売も行い、皆様に喜んでいただけました事大変うれしく思います。ありがとうございました。

例年より十日ほども早い盆梅展、見事な花を咲かせてくれました!!

今年の異常気象は盆梅の成長にも大きな変化をもたらしました。例年なら2月の20日頃に盆梅展の準備が始まって彼岸の中日過ぎまで盆梅を楽しむことが出来るのですが、今年は暖かい日が続いたことで花の咲くのが早くなったのです。そのため盆梅展は、十日余りも早い2月9日に準備が始まり3月10日までとなり、お彼岸の祈祷法要のお参りのときには盆梅を楽しむことは出来ませんでした。それでも、盆梅はそんな私たちの気持ちに関わりなく、2月の下旬には見事な花を咲かせてくれました。

三方五湖に遊ぶ野鳥たちや春の渡りの準備にいそしむ野鳥たち

4 月 の 行 事 予 定

〇 4月 11日(木) ・一斉清掃日
〇 4月17日(水) ・月次法要
 毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。もちろん祈祷を希望されない方でもご自由にお参りできます。
〇 4月21日(日) ・三方区神事
〇 4月30日(火) ・
月末の合同祈祷
  17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷が執り行われます。

 

 

 

令和6年3月(弥生)の行事予定nado

節分の日に行われた厄払い・歳祝いの特別祈祷法要!

立春の前日2月3日の節分の日には、厄払い・歳祝いの特別祈祷法要がおこなわれました。二十四節気においては、立春は新年の始まりで、現在でいえば節分は大晦日にあたるともいえます。ですから節分は、一般的に云えば鬼を追い払って新年を迎える立春の前日の行事ということで、邪気を払い無病息災を願う行事ともいわれているのです。石観音でもこの日は多くの祈祷希望者がありました。ありがとうございました。

2月12日には一瞬の間でしたが雪が舞い、境内は一面白くなることもありましたが、立春を迎えていよいよ春めいてきました。三方の藤井・田名の水田で餌をついばんでいたコハクチョウたちも皆14日には春の渡りを始めました。しかし、翌日には琵琶湖からだと思いますが、10羽余りのコハクチョウたちがやってきました。彼らも一旦この地にとどまって餌を捕り、体力をつけてすぐに次の地へと春の渡りを続けることでしょう。見届けたいと思います。

盆梅展の準備に精を出す三方盆梅愛好会の皆様!

本年は、暖冬のためか梅の花も例年に比べ10日余りも早く咲き始めたため、例年なら2月の下旬に取り組んでいた盆梅展の準備もその分早くなり、2月9日に行うことになりました。
盆梅愛好会の方々も若い人の力を借りて石観世音の境内に15鉢の盆梅を設置してくださいました。この分だと2月の20日頃には盆梅展も見ごろを迎えることになるだろうとのことでした。盆梅展は3月10日までを計画しています。ご参拝のおりには盆梅展の鑑賞も楽しんでいただければと思います。たくさんの方のご参拝をお待ちしています。

盆梅の中には、3~4年前より石観音委員が水やりや選定などを世話してきたものもお手足堂横の手すり付近に5~6鉢あります。愛好会の皆様の盆梅に比べれば見劣りするのはやむを得ないのですが、ただ目を見張るべき1鉢があります。    それは、写真にもありますが、木の皮1枚になった盆梅です。本来なら枯れてしまっても仕方ないくらいなのですが、実はしっかりした花芽をたくさんつけているのです。このまま元気でいてくれたら3月の初めには白いきれいな花をたくさんつけてくれるのではと願っています。境内のきれいな盆梅とともに、この木の皮一枚で頑張っている盆梅もこの後どうなるかが関心の的にもなっています。

2023年11月~12月の参拝者自由ノートより

 初めての参拝でした。素晴らしいお寺でした。ありがとうございました。(京都府 ご夫婦)
 家族皆が元気で過ごせますように。いつもありがとうございます。(滋賀県 ご夫婦)
〇 健康でありますように(滋賀県 男性)
〇 今日来れたことに感謝します。(福井県 女性)
〇 今年一年間ありがとうございました。来年も良い年になりますようにお願いします。孫が言葉を話せるようになりますようお願いします。また私自身二度とガンが再発しませんようにお願いします。(滋賀県 ご夫婦)
〇 今回の右足の骨髄炎の再発が一日も早く治りますように、お願い致します。(京都府 ご夫婦)
〇 滋賀レイクス#99マイキーの捻挫が早く回復しますようにお願いに来ました。(滋賀県 男性)
〇 母親の右半身が動かしやすくなりますようお願い申し上げます。(福井県 女性)
 一年間有難う御座いました!!(大阪府 ご夫婦)
〇 来年も良い年でありますように願いたいです。(福井県 男性)

3 月 の 行 事 予 定

〇 3月 11日(月) ・盆梅展終了後の盆梅の運び出し作業
〇 3月 13日(水) ・一斉清掃日

〇 3月17日(日) ・月次法要・彼岸の入り 幕張り作業
・月次法要
 毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。もちろん祈祷を希望されない方でもご自由にお参りできます。
〇 3月20日(水) ・彼岸の中日 春季彼岸祈祷会
〇 3月23日(土) ・彼岸の明け 片付け作業
〇 3月31日(日) ・
月末の合同祈祷
17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷が執り行われます。

 

 

 

 

 

令和6年2月(如月)の行事予定nado

「初観音」を迎える本年最初の月次(つきなみ)法要!

 1月17日の月次法要の日は、「初観音」の日です。この「初観音」とは調べてみると、毎年1月18日に行われる観音様の最初の縁日だとあります。そしてここにいう観音様についても次のような説明がありました。「観音様は、観音菩薩の略称で、観音菩薩は、仏教の菩薩の一尊で、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)観自在菩薩(かんじざいぼさつ)救世菩薩(ぐせぼさつ)など多数の別名がある」といいます。そして「観音様は、慈悲の精神をつかさどる仏様で、庶民の暮らしや日々の心の支えとなる」というのです。さらに、縁日とは、神仏と縁(ゆかり)を持つ日を指すとあります。

こうしたことから「初観音」は観音様とのご縁が結べる特別の日で観音様に厄除けや開運などを願う多くの参拝者が訪れるといいます。
石観世音でも1月の月次法要での祈祷申込みはふだんの場合よりも大変多くの申し込みがありました。皆さま願いがかなうことを願っています。

1月10日の千日参りで「大根炊き」のもてなし

 新年を迎えて3日には「ぜんざい」の振る舞いを、4日には「鏡開き」、そして10日の千日参りには「大根炊き」の振る舞いをと、たてつづけに参拝者へのおもてなしに取り組んできました。コロナが治まりかけて当石観世音におきましてもようやく普通の日常が戻りかけてきました。
そこで、これまであたりまえのように取り組んできました「ぜんざい」「鏡開き」「だいこん炊き」などの振る舞いの意味をすこしばかり考えてみました。
昔から日常を無事に過ごすために邪気を払う厄除けのためのさまざまな風習がありますが「ぜんざい」の振る舞いもその一つです。ぜんざいは、赤いお守りとよばれる小豆(あずき)を使っており、ぜんざいの振る舞いは縁起が良いとされているそうです。「鏡開き」は、もともと武家社会の時代から始まった行事と云われているそうで、包丁などで切ることは縁起が悪いということで包丁は使わないそうです。木づちでたたいて「わる」ことも「開く」という言葉に変えて鏡開きというようになったといわれています。「だいこん炊き」は、昔から大根を食べると中風にかからないといわれ、無病息災を願って訪れた参拝者にふるまわれるようになった冬季に行われる行事と云われています。こうした振る舞いなどを実施できる日常が戻ってきたことは本当に喜ばしいことです。

1月10日の「千日参り」のおりには、「大根炊き」をご参拝の皆様に振る舞いたいということで計画させていただきました。この日はあいにくの雨模様でしたので、年初めのように200人余りのご参拝者とはいきませんでしたが、40~50人のご参拝の方々がお見えになって「おいしい、おいしい」と言われて帰られました。今後もこうした振る舞いを計画できればと考えています。

参拝者の一言紹介(2023年10月~11月の参拝者自由ノートより)

〇 一昨年に左足形を預かり昨年大手術の結果、今では普通に歩けるようになり、とても感謝しております。これもひとえに観音様のお力添えもあってのことと思い今度お礼参りさせて頂きました。ありがとうございました。しかし、今年右足も同様の痛みが出てきました。ですので、再び観音様のお力をさずかりたく思います。どうか右足もよくなり、健康な体を手に入れ、長生きをしたいとは言いません。死ぬ時まで健康で生かして下さい。そして家族ともども健康でいられますよう重ねてお願いします。ありがとうございます。よろしくお願いします。(大阪府 男性)
〇 息子の難病がなおりますように!(京都府 ご夫婦)
 ありがとうございました。(京都府 女性)
 今年もお参りできました。ありがとうございます。(福井県 ご夫婦)
〇 手足ともに毎日の生活を無事できますようお願いします。観世音様のご縁をありがたく存じ上げます。お世話されている方のご多幸を願います。(奈良県 女性)
〇 一年間左足首痛みも何もなく本当に感謝しております。60歳になりました。これからもよろしくお願いします。ありがとうございます。(愛知県 男性)
〇 
夫婦元気で日々を楽しくすごせますように!お守りください。(滋賀県 ご夫婦)
〇 
どうか息子の難病が平癒しますように!(京都府 ご夫婦)
〇 亡き妻の足・手があの世で良くなっているよう菩薩様にお願いします。(滋賀県 男性)
〇 いつもありがとうございます。(滋賀県 ご夫婦)
 主人85歳まで元気に過ごさせて頂きました。今日は娘と二人1年6か月ぶりに来させていただくことが出来ました。ありがとうございました。(愛知県 母娘)
〇 いつも有難うございました。(京都府 女性)
〇 お陰様で無事回復致しました。ありがとうございました。(愛知県 男性)

2 月 の 行 事 予 定

〇 2月 3日(土) ・節分会・毎月末日の合同祈祷
〇 2月 4日(日) ・
三方区の総会
〇 2月14日(水) ・一斉清掃日
〇 2月17日(土) ・月次法要・稲荷神社大祭
・月次法要
毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。もちろん祈祷を希望されない方でもご自由にお参りできます。
・稲荷神社大祭
月次(つきなみ)法要が終わり次第鶏鳴石横の稲荷神社にて行われます。
〇 2月21日(水) ~3月中旬頃・三方石観世音盆梅展
〇 2月29日(木) ・
月末の合同祈祷法要
・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。

 

 

 

 

 

令和6年1月(睦月)の行事予定nado

本堂に繋がる階段前の「鶏鳴石」(にわとり石)と鶏鳴石に並ぶ「妙法の滝」

大切な観音霊水を守るための霊水場清掃作業を行う!

 三方石観音では、毎日の仏食や飲み水は奥の院近くの観音霊水場からホースで取り込んでそれを使用しています。(下につづく)

クレーンを観音霊水場に配置して霊水場のコンクリート蓋をクレーンにつなげます。

コンクリート蓋をいったん他に移したあと、発電機を使って水槽の水をくみだします。

水槽の中に入って、きれいにするところです。

この水は、観音川の水ではなく、観音霊水場の上の地下水を写真にあるような水槽に汲みあげてホースで石観世音まで運び込み、それを飲料水として毎日炊事などで利用しているのです。

日本の文化を取材されているフランスの母娘に石観音を説明!

 11月の末に珍しくフランスの母娘(おやこ)が石観音をたずねられました。話を聞いていると、いまは日本にしばらく住んでいるとのことでした。日本文化に関心が高く、委員の説明に熱心に耳を傾け、写真も撮られていました。

石観世音の委員も日本式のお参りの仕方や手形や足形の役割などについて丁寧に説明していました。また、本堂に吊り下げられているたくさんの提灯や数多くの手形足形が収められているお手足堂などにも説明が及びました。この日は詳しくお話ができて、お二人も満足されていたようです。

2024年 1 月 の 行 事 予 定

〇 1月 1日(月) ・元旦
〇 1月 4日(木) ・鏡開き・全員出勤日
〇 1月 8日(月) ・どんど焼き(各神社にて)
〇 1月10日(水) ・千日参り
〇 1月14日(日) ・全員作業日 決算委員会
〇 1月17日水) ・月次法要
毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろん祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 1月18日(木) ・初観音

(注)(毎月の月末に行う合同祈祷は、2月の節分祈祷と同じ日に行います。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年12月(師走)の行事予定nado

登山者の安全を願って遷座された太子堂にて法要が行われる!

 「若狭湾が国定公園に指定されたのを機として、三方中年会が労力を奉仕して裏山に第一、第二、第三の展望所を開発整地、従来の山道を拡張徒歩道路にされて以来登山観賞する人が増加した。これにより当所においても、神聖なる高所に仏像を祭祀し、登山者の守護と大自然の神秘を体得せしめるとの議もあり、従来本堂の南隅に祭祀の我が国仏教の始祖聖徳太子堂を第二展望所の聖地に遷座する事となり、昭和31年11月27日に鎮守を、12月3日に遷座されたのである。」
そして、「毎年従来の通り11月3日を大師祭と定め上山祭事を行い、毎朝遥拝所に献茶遥拝を行う事となった。」~「」内は、石観世音沿革 巻二より~

こうして、一時は昭和31年に第二展望所に遷座された大師堂も、昭和52年には再び現在の場所に遷座されたと大師堂の中に記録が残されていました。今後も登山者の安全を祈願して大師祭の法要は続けられます。

101名もの大勢の参加者でにぎわった三宅地区の公民館行事

この日は前日の強風で倒れた大木のために小浜線が遅れ、奥の院へのウォーキングが出来なくなったのは残念でしたが、石観世音の略縁起の説明や3年後の御開帳にかかわる話などを聞いていただいたり、境内での大抽選会に楽しく取り組んだりできて皆さん満足して帰られたようで良かったです。

さつま芋ほりを楽しむ子どもたち

 石観音委員の一人に、子どもたちに自然とかかわることの楽しさを体験させてあげたいと考え、毎年11月の文化の日に取り組んでおられる農業従事者がおられます。その方は今回も様々なつながりを通して協力していただける方に働きかけ、さつま芋掘りの体験を計画されました。その様子を承諾を得て“石観音だより”に載せさせていただきました。下記の写真はそのときの様子です。

子どもたちは、協力して下さった方々に手助けしていただきながらもとても楽しそうで、大きな芋を掘り上げては自慢していました。ウクレレの演奏もあり、協力して下さった方々と一緒に楽しく過ごしました。

雪囲い作業に取り組む

 いよいよ冬到来に向けての雪囲い作業です。本年はどちらかといえば予報ではそれほど雪は多くないといいますが、オガムシの大量発生があちこちで聞かれます。こんな時は大雪と昔から云われています。大雪にならなければと思います。

12 月 の 行 事 予 定

〇 12月10日(日)・全員作業日
〇 12月17日(日)・月次法要
毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろん祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 12月23日(土)・松切り予定
〇 12月24日(日)・花採り予定
〇 12月25日(月)・たな卸し予定
〇 12月27日(水)・花立て予定
〇 12月28日(木)・年末法要 ・迎春準備・全員出勤日
17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための年末の祈祷日です。
 ・迎春準備のため全員出勤日となります。
〇 12月31日(日)・お鏡お供え
〇 1月1日(月)・ 元旦
〇 1月4日(木) ・ 鏡開き・全員出勤日

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年11月(霜月)の行事予定nado

「1200年余りの歴史ある石観世音」の奉賛会祈祷法要行わる!

10月17日には、1200年余りの歴史ある「石観世音」の奉賛会祈祷法要が行われました。この奉賛会というのは、弘法大師、すなわち空海和尚様が平安時代初期に不動岩に彫られた観世音菩薩像を古来より守り続けてきた地元の人々を指す言葉です。この奉賛会会員の皆様のうち、この日は92名の皆様の願意を祈祷法要致しました。法要後には、方丈様より当山の石観音の略縁起が紹介され、石観音の歴史にふれられました。

「當山石観音略縁起」のご紹介!
冒頭の奉賛会の祈祷法要が終わった後に方丈様が読み上げられたのは、三方石観世音の略縁起です。それには、皆様もご存知の様に弘法大師(空海和尚)が延暦年間、桓武天皇の頃(西暦781~808年)に、この三方の地を旅されたとき、一夜のうちに観音菩薩を彫って多くの人々を苦しみや悩みから救おうとされたことがかかれています。
今後数回に分けて、この「石観音だより」を通して「當山石観音略縁起」をご紹介できればと考えています。

参拝者の一言紹介(2023年9月~10月の参拝者自由ノートより)

 今日来た事に感謝します。ありがとうございます。(福井県 女性)
〇 心がすっきり致しました.ありがとうございました。(福井県 女性)
 9月12日にわたくし右肺の手術を受けます。何とぞ手術が成功し、健康な体にお戻し下さいませ。お願い致します(滋賀県 ご夫婦)
 ありがとうございました。(福井県 男性)
 二人とも早く病気が治ります様にお願いします。(京都府 ご夫婦)
 家族皆が元気でいられますようお願いします。今日お参りできて感謝です。ありがとうございます。(滋賀県 ご夫婦)
 息子家族と5人でお詣りさせて頂きました。86歳になると自分で運転がだんだんと遠くて申し訳ないです。お陰様で元気に働いています。有難うございます。(京都府 ご家族)
 約5年ぶりにお参りさせていただきました。以前、一緒に来た祖母が一昨年に他界しました。一緒にお参りできたことが今となってはいい思い出です。(京都府 男性)
 お守りいただきいつもありがとうございます。いつまでも自分の事が自分で出来る様お守り下さい。(滋賀県 ご夫婦)
 家族が健康で日々過ごせます様宜しくお願い申し上げます。(福井県 ご夫婦)
 いつも有難う御座います(滋賀県 ご家族)
 知人にお手足型をお借りいたします。(福井県 ご夫婦)
 ありがとうございます。いつまでも元気に自分自身のことが出来ます様に。(滋賀県 ご夫婦)
 二人ともヒザの具合も少しずつ良くなってきております。ありがとう御座います。(京都府 ご夫婦)
 手の手術やリハビリが上手く行きますように。中学の勉強やテスト、いい成績がとれますように。(大阪府 女性)

11 月 の 行 事 予 定

〇 11月3日(金)・聖徳太子祭
 11月7日(火)・全員作業日(参道清掃他)
〇 11月17日(金)・月次法要
毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろん祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 11月24日(金)・全員作業日(雪囲い作業)
〇 11月30日(木)・月末の合同祈祷法要
・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。

 

 

 

令和5年10月(神無月)の行事予定nado

梅花講の皆さんのご参拝も得て通常の形で実施できた秋季彼岸会

 異常なほどの暑すぎた夏もようやく過ぎて、中秋の名月を迎える秋へと季節も移りかわろうとしています。そして、この石観世音でも23日の秋分の日には4年ぶりに内献法要から元の彼岸会法要に戻りました。また、梅花講の皆様にもお参りいただき、多くのご参拝の方々とともに久しぶりに賑やかな秋季彼岸会となりました。ありがたいことです。今後ともよろしくお願いいたします。

秋季彼岸会の準備に余念のない委員の皆さん

 お彼岸の入りの20日には、委員の皆さんはそれぞれの持ち場でお花立てや本堂や鍾楼堂などの幕張り、国旗の掲揚等の準備に精を出しました。

今年の秋季彼岸会はお彼岸の入りからお彼岸明けまで1日だけ雨にあいましたが、全般的にお天気に恵まれました。彼岸法要の後には、みかた女性の会の皆さんにお帰りのお楽しみとして名物の「いが饅頭」や「草餅」を販売していただきました。ご参拝の方々がお土産として持ち帰る姿にもお彼岸の日に花を添えるような雰囲気が伝わってきて、気持ちよく秋季彼岸会を終えることができました。

参拝者の一言紹介(2023年6月~8月の参拝者自由ノートより)

 母と一緒に来れたことに感謝します。(福井県 ご家族)
〇 母と良くいっしょにきました一つの思い出です。(福井県 男性)
 今日は、鴨川の源流にある志明院にお参りさせて頂いてから福井県へと…この様にご縁をいただきありがとうございます。今年はまだ2回目ですがお参りさせていただけた事に感謝しています。(滋賀県 ご家族)
 今日来れたことに感謝します。ありがとうございます。(福井県 女性)
 母と一緒に来られた事に感謝します。(福井県 ご家族)
 いつも有難うございます。(大阪府 ご夫婦)
 いつもありがとうございます。(滋賀県 ご夫婦)
 十七夜に来てお参りしました。おかしをもらえてうれしかったです。中年会の方々ありがとうございます。感謝します。(福井県 女性)
 元気ですごせます様に。ヒザも楽です。(福井県 ご夫婦)
 春先にようやくなおった娘の足が、学校の授業でまた痛みが出てきてから、いっこうにおさまらず、夜も眠れないくらいで通院が続いています。早く左膝の痛みがおさまって、高校生活が楽しめますように・・・(福井県 女性)
 心臓が痛むので治して下さい。体力も落ちてきています。お願いします。(福井県 男性)
 病気が治ります様に。(福井県 女性)
 息子の病気が一日も早く治りますように。(京都府 ご夫婦)
 二人ともヒザ、手の痛みがなかなか治りませんので早く良くなります様に(京都府 ご夫婦)
 今日、来れたことに感謝します。ありがとうございます。(福井県 女性)
 久しぶりに寄せて頂きました。足の痛み、手の痛みがどうかとれます様に!(福井県 女性)
 いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。(滋賀県 ご夫婦)
 いつもありがとうございます。今日は、父の体に異常がなかったことのお礼に参りました。(福井県 ご夫婦)
 左足、大分良くなりました。ありがとうございます。(福井県 男性)
 何回もお世話になりありがとう御座います。今後とも宜しくお願い申し上げます。暑い日が続きます。石観音様もお気をつけてお過ごし下さいませ。(滋賀県 ご夫婦)

10 月 の 行 事 予 定

〇 10月6日(金)・全員作業日
 10月7日(土)・臥龍院開山忌法要
・「文化九、申年(西暦1812年) 別当臥龍院二十四世春山隣道大和尚 本堂(現在の石観世音の本堂)建築の計画を成し、各地信者の寄付を仰ぎ翌酉年堂宇建立落成し、上棟式を挙行せられたり」 ~石観世音沿革 沿革 巻一より~ とあるように、臥龍院と石観世音の関係は歴史的にも大変深い関係です。
〇 10月13日(金)・安全地蔵尊祭
〇 10月17日(火)・月次法要・奉賛会祈祷会
月次法要 毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろん祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
奉賛会祈祷会 奉賛会会員とは三方区民のことであり、三方区民皆様の安全・安泰を願って実施する祈祷法要のことを奉賛会祈祷会とよんでいます。
〇 10月31日(火)・月末の合同祈祷法要
・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和5年9月(長月)の行事予定nado

8月10日 石観音歴代物故世話方様の追悼法要を粛々と終える

「本尊に 繋(つな)がる巌(いわ)や あたたかし」(五年前の春に参拝された句会の方の一作品)
この句にあるように、三方石観世音の聖観世音菩薩は、十メートル余りにもなる一大花崗岩に、修行中の身にあった若かりし空海和尚が一夜で彫られたという観世音菩薩のことをいいます。この聖観世音菩薩を風化させないようにと江戸時代の後期に大きなお堂を建てて今日まで守り続けてきました。この巌には、空海和尚すなわち弘法大師の姿が重なってきます。そして、これを守り続けてきた人々の努力と現在にまでつながる参拝者の方々の願いを伝えてくれるこの「巌」に、春のあたたかさとともに人間の繋がりという「あたたかさ」も伝わってくるようです。

さらに付け加えていえば、直接的にこの聖観世音菩薩を守り続けることができたのは、江戸時代よりこの石観世音を守り続けてこられた世話方様だといっても過言ではないでしょう。八月十日は、この世話方様のうちすでに亡くなられた100名を超える物故世話方様の追悼法要の日です。当日は4名のお坊様と元世話方の皆様、現在の世話方、そして一般の参拝者の方々も含めて多くの方々のご参加を得て、素晴らしい追悼法要ができました。ありがとうございました。

世話方制度の変遷(旧来~昭和25年)

 石観世音の管理経営は、古来三方区に所属し、したがってその世話人も区民中より推挙して、時代の推移に応じて適切にその担当を定めていました。
旧来は、世話方五人で毎月十七・十八日の御命日、春秋彼岸各七日間、大祭七月十七・十八日、施餓鬼八月十日その他必要に応じて出務していたが、平日は月当番一人が毎日夕方上山し、火の元注意、賽銭の整理、清掃等を為し帰宅した。
大正六年国鉄小浜線の開通に伴い、参詣者もおいおい増加し参籠希望者もあり、堂守の必要に迫られたけれど適当な人を得ることが叶わず、大正十一年に当区の坪田氏が長期の参籠を願い出られ、その結果自らの希望でご夫婦で共に堂守として大正十四年まで四年間日夜勤務し参詣者の便宜を図って下さいました。こうして大正十一年より初めて常住堂守を置き、日夜仏前の清掃、お供え物、堂宇の保全に留意し、参詣者・参籠者の手引きを為すことができたのです。
その後、澤村氏昭和四年五月まで四年間勤務し、次に坪田氏が一か年にて下山されました。昭和六年より石崎氏夫妻が勤務して昭和十年十一月に下山され、この間五か年になります。
その後常住勤務者としては適当な人を得ることができなくて、止むを得ず世話方の内、二人交代日勤者として毎日交代して一人出務しほかに小使一人と共に日勤することになりました。                 (石観世音沿革巻一より)

世話方制度の改正(昭和26年)

 昭和二十六年一月三方振興会総会に於いて世話方制度を解消して下記の通り各担当を定めました。
委員及び世話方は総会に於いて推挙し、任期は二か年とする。仏食等は委員会にて委嘱する。常勤僧は委員会に於いて臥龍院住職と協議の上人選して委嘱する。
石観音委員  三名  管理、経営の一切
世話係 三名(内一名は日勤とする) 日常事務 仏殿及び諸堂宇                 の保全そのほか境内に関する一切の事項
仏食等 二名(交代日勤) 委員、世話係の指示により雑務に従事
(石観世音沿革巻二より)

(この後、特に世話方に関する記述は石観世音沿革(巻一・巻二)には記述はありません。上記の内容は巻一に記載されているものですが、口語体に改めていることをご了承ください。)

参拝者の一言紹介(2023年6月の参拝自由ノートより)

 久しぶりにお参りができました。ありがとうございました。(滋賀県 ご夫婦)
〇 いつもありがとう。(福井県 男性)
 今年も参らせていただきありがとうございました。(三重県 女性)
 手術の経過も良好で喜んでいます。いつまでも自分の足で歩けますようお願いします。お守りください。(滋賀県 ご夫婦)
 先月の血液検査、良い数値が出ました。ありがとうございました。これからも見守って下さい。新緑の中、お参りすることができました。夫の右足がこれからも痛む事なく良くなってゆきますようお願いいたします。(京都府 ご夫婦)
 手及び足がしびれて痛いのですが早く良くなります様に(京都府 ご夫婦)
 私の知る限り祖父の代からお参りさせていただき、痛んだ手足を治癒していただきました。感謝の念を忘れずこれからもお参りさせていただきます。(滋賀県 ご夫婦)
 主人の右手の指しびれが取れます様に。(大阪府 ご夫婦)
 日々唱えております。ありがたく思います。(福井県 ご夫婦)

           9 月 の 行 事 予 定

〇 9月9日(土)・全員清掃日
 9月16日(土)・みかた祭り
・コロナ感染の流行のためこれまでできなかったみかた祭りを「曳山」という形で久しぶりに実施します。
〇 9月17日(日)・月次法要 ・花取り
・毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろん祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 9月18日(月)・花立て
〇 9月20日(水)・彼岸の入り 幕張作業
〇 9月23日(土)・彼岸の中日・秋季彼岸祈祷会
〇 9月26日(火)・彼岸の明け 片付け作業
 9月30日(土)・月末の合同祈祷
・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。

 

 

 

 

 

 

 

令和5年8月(葉月)の行事予定nado

現在行われているいる十七夜火祭りの護摩祈禱法要は、昭和40年以前まではこの奥の院と拝殿で11月に行われていました。その後奥の院が三方石観世音に統合されてからは十七夜火祭りとして、本堂において護摩祈禱法要が行われるようになりました。この法要は、昨年の7月18日から本年の7月17日までの300余りの護摩木に書かれている願意を方丈様に読み上げて頂き、そのあと地区の青年たちの手でお焚き上げされます。ここ奥の院は、春秋の桜や紅葉が美しく、拝殿の横を流れる雄滝やその下を流れる雌滝の景観とマッチして参拝者が喜ぶ観光の場所でもあります。

石観世音十七夜火祭り・石観世音大祭を写真で追う!
初めに17日に行われた「石観世音十七夜火祭り」の様子を写真で紹介します。

十七夜火祭りの祭壇に飾る護摩木・お花・お餅・お酒・お供え・仏具等の準備物

石観音委員長の挨拶・三方区の各組の代表の方々に火祭りの準備を依頼します

拝殿が整った後に火祭りのための提灯の飾りつけ・護摩木お焚き上げの準備です

護摩木のお焚き上げ・十七夜火祭りの法要の準備がすっかり整いました

こうして準備を終えた後、午後7時半より石観世音十七夜火祭りの法要がはじまり9時過ぎまで続きました。護摩木に書かれた多くの方々の願意が三人の方丈様に一本一本丁寧に読み上げられてお焚き上げされるこの取り組みを通して皆様の願いが叶うことを心より願っています。

次に「石観世音大祭」の様子を写真で紹介します。

十七夜火祭りの翌日の18日の午前中には午後の大祭の準備がすっかり整いました

法要の後には一人一人の参拝者の方々に対して方丈様からお言葉が述べられます

このあと、参詣者すべての方に向かって大祭法要の意義についてお話しされました。
上記のように、今回の“石観音だより”では、「石観世音十七夜火祭り」と「石観世音大祭」の様子を写真で振り返ってみました。コロナ感染症は未だ終息には至っていませんが、こうして大切な大きな行事が無事終えることが出来ましたことは本当にうれしく思います。皆様方のご協力に心から感謝いたします。

参拝者の一言紹介(2023年5月の参拝自由ノートより)

 久しぶりに家族でお参り出来うれしいです。ありがとうございました。(滋  賀県 ご家族)
〇 昭和の時代のように良い世の中に!(福井県 男性)
 久しぶりに来ました。知人の足が治りますように。世の中よくなりますよう に!(福井県 女性)
 初めてお参りさせていただきました。二人の足腰がよくなり、明るく楽しい毎日が過ごせますように、どうぞよろしくお願いいたします。(神奈川県 ご夫婦)
〇 ○○のヒザの具合も大分良くなりました。肘と手首が少し痛いので良くなります様に!(京都府 ご夫婦)
 今年も元気に年1回のお参りに来させていただきました。来年もお参りできますよう。がんばります。(滋賀県 ご夫婦)
 今年も元気に来させて戴きました。今年も後半、足腰ともに元気になります様よろしくお願いいたします。(滋賀県 男性)
 今日母と一緒に来れたことに感謝します。ありがとうございます。(福井県 女性)
 初めて参拝致しました。これまで健康で過ごすことができましたこと、心から感謝いたします。本日はどうもありがとうございました。(新潟県 男性)
 左ひざ・右ひざを治して下さい。(福井県 ご夫婦)
 おしりの骨が痛いので治してほしいです。(福井県 男性)
 今年も来ることができました。ありがとうございます。来年も又、二人でお参りに来ます。(埼玉県 ご夫婦)
 今年もお参りできてよかったです。自分の足も含めて足トラブルのある人全てにご利益がありますように!!(福井県 女性)
 いつもありがとうございます。(京都府 女性)

              8 月 の 行 事 予 定

〇 8月2日(水)・全員清掃日
〇 8月10日(木)・物故世話方施食会
・三方石観世音物故世話方の追悼法要を行います。
〇 8月15日(火)・臥龍院大施食会
・三方石観世音の法要を行っていただく方丈様のお寺(臥龍院)の施食会であり、石観世音の代表が出席します。
〇 8月17日(木)・月次法要
・毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろん祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 8月24日(木)・地蔵盆
・石観世音本堂裏にお祀り(おまつり)している延命地蔵尊と参道にお祀りしている堰止め地蔵尊の法要を行います。
 8月31日(木)・月末の合同祈祷
・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。

 

 

 

 

 

 

令和5年7月(文月)の行事予定nado

若狭町三方地域藤井、相田辺りの田で餌を求めたり、空を飛ぶ数羽のコウノトリ

石観世音御開帳の日まであと3年ほどに近づく!!

 当石観世音は、弘法大師が花崗岩の大岩に観音像を刻まれましてから1,200年余りの歴史を持ち、県内はもとより滋賀県をはじめ各方面の多くの方々より“石観音さん”、または“片手観音さん”と称され、手・肩・足・腰等の病にご利益のある観音様としてご信仰され、現在も年間に述べ2万人ほどの方が参拝に来られます。
この観音像を護持するために、江戸時代後期の文化年間に臥龍院第24世の春山隣道和尚が村人とともに本堂を建てられ、明治28年に一度は回禄にあったもののその後復興して現在に至っています。この間200年余り地元が中心になって石観世音護持に努めてこられたことは驚嘆に値します。それだけに三方区の大切な観音様であります。
ただ、この観音様は秘仏ですので、ふだんは厨子の扉を閉じ、前立ちの観世音菩薩を拝んでいただいておりますがが、33年に一回、御開帳の機会を設けて参詣の方々に拝んでいただく習わしになっております。前回の御開帳が平成5年(1993年)でありましたから、次回は3年後の令和8年(2026年)となります。まだ3年先とはいえ、御開帳のための具体的な準備が急がれています。

正観世音菩薩様が刻まれた花崗岩の大岩と本堂の中の前立ちの観世音菩薩様

これまでの石観世音の御開帳の歴史を振り返る

令和8年(2026年)に実施される三方石観世音の御開帳に関わる経過については以前にも触れましたが、ここでもう一度触れてみたいと思います。

御開帳の経緯(「」内は石観世音沿革 巻一・巻二より)

〇 文化9年(1812年)石観世音本堂の建築
別当(兼職で別にその職を担当したの意味)臥龍院24世春山隣道大和尚本堂建築の計画を成し、各地信者の寄附を仰ぎ、翌10年堂宇(お堂)建立落成し、上棟式を挙行せられたり。口授し曰く(直接話して伝えるには)、以前はただ板囲いのはなはだ粗末なる辻地蔵様の堂宇なりと。
〇 安政7年(1860年)最初の御開帳
 最初の御開帳に関しては次のような二つの説が記録されている。
「当山石観世音略縁起」の末尾に「安政七庚申壬三月二日より六日までの御開帳のときにこれを記す」とあり、安政7年3月は西暦では1860年となる。
また、石観世音沿革の巻二では、「〝洗心語録〟に〝和尚出家得度前年御開帳縁起朗読〟とあり、〝老師(玄機和尚)の出家得度は文久二年七歳〟」とあることから石観世音の最初の御開帳は文久元年(1861年)と推察される。」と述べている。
ここでは、石観世音略縁起を重視して安政7年を最初の御開帳としておきたい。
〇 明治27年(1894年)
正当三十三年の御開帳
 明治二十五年一週間の御開帳を成せしに参詣人の多きこと山のごとくはなはだ賑やかなりし。同二十七年一週間の御開帳を成す。(巻一)
明治二十五年一週間の御開帳で大賑わい 三石橋竣工と正当三十三年を兼ねての明治二十七年一週間の開帳。(巻二)
ここでも2回の御開帳が記されているが、〝正当〟とあるほうの(巻二)を選ぶ
 昭和2年(1927年)正当三十三年の御開帳
 昭和二年三月十九日より九日間開帳。正当三十三年
宇野玄機老師は臥龍院上野舜頴師氏の宗務差し支えのため導師代行せらる。
〇 昭和23年(1948年)
 昭和二十三年三月十八日より一週間。再鋳梵鐘 撞初式(つりぞめ式)
〇 昭和30年(1955年)
  昭和三十年四月十四日より一週間。客殿再建 上棟式(棟上げの式)。
〇 昭和35年(1960年)正当三十三年の御開帳
  昭和三十五年四月十七日より一週間。正当三十三年
〇 昭和46年(1971年)
  昭和四十六年十月十四日より一週間。水害復興報恩御開扉法要。
〇 平成5年(1993年)正当三十三年の御開帳
  平成5年10月14日(木)より20日。正当御開帳
〇 令和8年(2026年)
  令和8年10月に正当三十三年の御開帳を予定しています。

参拝者の一言紹介(2023年3月~5月の参拝自由ノートより)

 母の思い出にお参りを。自分のことにも。(福井県 男性)
 山の香り 紅梅の香り 日本晴れ(福井県 男性)
 ありがとうございます。(福井県 女性)
 満願成就のため努力いたします。(京都府 男性)
 手術から5年経過、良好です。これからも楽しく 自転車乗れますように!(福井県)
 ありがたいことです。(東京都 ご夫婦)
 母の足が現状維持できますように!(京都府 女性)
 手術後の経過は順調です。ありがとうございます。(福井県 男性)
 昭和の時代は良かったです。昭和の心にもどりますよう。(福井県 男性)
 左足治りますように!ダンスおどれますように!(京都府 女性)
 お礼参りに来ました。(大阪府 女性)
 皆が健康でいれますように!(滋賀県 ご家族)
 ○○の身体が元の様に動きますようお願いいたします。(京都府 ご家族)

7 月 の 行 事 予 定

〇 7月2日(日)・石観世音奉仕作業(三方区民総出)
〇 7月12日(水)・石観世音委員全員作業
日(清掃及び花取り)
〇 7月15日(土)・花立て
〇 7月17日(月)・月次(つきなみ)法要 石観世音十七夜火祭り
・月次
(つきなみ)法要 毎月17日のご祈祷希望者のための合同祈祷として執り行われ   ます。もちろんご祈祷を希望されていない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
石観世音十七夜火祭り 翌日の石観世音大祭の前夜祭並びに護摩祈祷を行います。
〇 7月18日(火)・石観世音大祭
〇 7月19日(水)・上智大学 仏教と健康法調査
〇 7月30日(日)・
区民総出の社会奉仕作業
 7月31日(月)・月末の合同祈祷
 17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者の月末の合同祈祷として執り行われます。