令和元年10月(神無月)の行事予定nado

秋季彼岸法要!

 23日お彼岸の中日は、三方石観世音ではお参りの方々とそのご家族のご健康とご繁栄を願って秋の彼岸法要を行いました。当日は心配された台風の影響もほとんどなく、朝から夕方にかけて3台もの貸し切りバスの団体の方々のお参りもあって、この日一日で200名余りの方々に参拝していただき賑わいました。

彼岸の法要は午後2時からでしたので、午前中は花立て、幕張りやお供えもの等の準備、台風の後の参道の清掃や幟旗の掲揚、いが饅頭などのお土産物販売のためのテント張りなど慌ただしく準備を進めました。その間にも団体の参拝者受け入れの態勢を手落ちなく進めて参拝者を迎えることができました。

午後は、法要前に団体の参拝者の受け入れがあり、その後すぐに秋季彼岸法要が始まりました。法要後も3台目の団体の参拝者を受け入れるなど終日参拝者が途切れることはなく、充実したお彼岸の中日でした。このままお彼岸明けまでいい日が続いてくれればと思います。

紹介します!(その3)
平成21年~24年の参拝帳に記録されていた様々な願い

 寒さを感じながら徒歩で本堂までお参りさせていただきました。感謝!  感謝!弘法大師のおわします高野山のふもとの町、橋本市より参りました。家内ともども感激致しております。(平成21年11月 和歌山県・ご夫婦)
 来た よかった 又来たい (平成23年5月 広島県の方)
 いつも一緒に参拝に来させてもらった主人は、今(昨年の暮れ)旅立ってもういません。毎日、けんめいにおがんでいた主人でしたが、あちらの世界で、元気にいてくれているのを念じてこれからも参拝に来させていただきます。ありがとうございます。(平成23年7月 京都府・女性)
〇 前に一度お参りに来ました。介護等が重なり、今はいつまで歩けるか心配してる自分です。少しでも長く自分で病院等通えるように今回はお参りに来ました。ありがとうございます。(平成23年7月 東京都・女性)
 甲状腺の結果と内容が無事で済みます様に願っています。良性であります様に(平成23年8月 福井県・女性)
甲状腺の結果は幸せな事に大丈夫でしたのでありがとうございました。いろいろ他の事もこれ以上に悪いことが重なることがない様に祈ります。(平成23年8月 福井県・女性)
 清らかなせせらぎに心が落ちつきホッとしました。何かしら守られているような安心感でいっぱいです。又、ここに来たいです。有りがとうございました。(平成23年8月 福井県・ご夫婦)
 今日八月一日社長交代します。平成元年八月一日以来、二十四年お参りしてまいりましたが、これからも私が元気な限りお参りさせていただこうと思っております。(平成24年8月 広島県・ご家族)
 今日はとてもあつい日です。私は弟の左足の痛さを毎日聞かされています。どうか一日も早くつらい痛みからかいほうされますようにお願いします。(平成24年8月 福井県・女性)
 由緒ある観音様に参拝することが出来てよかったです。今後とも困られている方へ霊験がありますように。主人の手、肩の不調が続いていますが、回復を宜しくお願い致します。(平成24年9月 兵庫県・女性)
 左の足が痛いのでここまで来ました。早く良く治って歩かれるようになると良いのです。お願いいたします。(平成24年10月 新潟県・男性)
 姉の足がよくなりますように お願いいたします。息子のかぜ熱が下がり元気になりますように 仕事がんばれますようにお願い致します。(平成24年10月 神奈川県・ご夫婦)
 いつも主人と参拝させてもらっていましたが、働くだけ働いて桜のようにこの世を去り早や2年、今は私一人で参っています。寂しいです。(平成24年11月 京都府・女性)

全国各地からの参拝者の声が心に響きます。古代より江戸時代、そして明治、大正と医療機関がそれほど発達していなかった時代ならともかく、現代においてもこうして石観音様が人々の心に大きな影響をもたらしている現実に、改めてその存在感の大きさを感じます。

10月の行事予定

〇 10月7日(月)・臥龍院開山式
空海和尚が彫られた聖観世音菩薩を守るべく三方石観世音の本堂が建立されたのは江戸時代後期でしたが、その中心になられた方は地元臥龍院の春山隣道和尚でした。その臥龍院の開山式に石観世音委員長も出席されます。
〇 10月13日(日)・安全地蔵祭
神明橋手前左側奥にある万葉歌碑原石を運搬の際、明治25年に石橋に架け換えられた橋の石材1本が折れたため、以後大型車にも耐えられる構造の橋に設計し、昭和37年に完成しました。この出来事をきっかけに安全地蔵祭が実施されてきたといいます。
〇 10月17日(木)
・月次(つきなみ)法要 月次法要は、毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっており、参拝者ご本人の希望の願意にもとづいてご祈祷が行われます。もちろんご祈祷を希望していない方も自由にお参りできます。
・奉賛会祈祷法要 奉賛会会員とは石観世音を護持する地元区民のことです。その奉賛会会員の願いを受けて祈祷法要を行う日です。
〇 10月18日(金)・小浜無量講
古くから付き合いのある小浜無量講の方々を迎えます。
〇 10月31日(木)・月末の合同祈祷日
月末の合同祈祷日も毎月17日の月次法要と同様に、ご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっており、参拝者ご本人の希望の願意にもとづいてご祈祷が行われます。