令和4年8月(葉月)の行事予定nado

十七夜火祭り護摩木祈祷会・大祭祈祷会を無事終える!

 オミクロン株BA5の置き換わりの影響とも云われていますが、今また感染が爆発的に広がっています。先月までは、ようやくコロナ感染も下火になって各種行事の実施について安堵していたところです。今になってこんなに急に感染が日本中に広がるなどとは予想だにしていませんでした。コロナ感染が広がる前までは、十七夜火祭りと大祭法要の両日で300人余りのお詣りの人で賑やかでしたが、そのような状況に戻るまでにはまだ時間がかかりそうです。

この十七夜火祭りと大祭について簡単に説明します。まず「大祭」ですが、この日を石観世音では「縁日」と言って観音さんの生まれた日を指しているのですが、この「大祭」に参拝して念ずれば観世音菩薩様と特別の縁を結ぶことができる日、功徳のある日と云われています。そのため、前日の17日から「大祭」の諸準備をしてそれが終わると夕暮れから子ども達や家族連れの方々が地区の青年たちが催してくれる夜店で綿菓子やかき氷やジュースなどを買い求めたりしました。子ども達は無料で配られた花火で遊んだりして過ごすのが例年の楽しみでした。そして、昭和40年度以降は奥の院で11月に行われていた護摩祈祷もこの17日に行うようになってさらに賑やかになってきたのです。これが十七夜の催しで、「大祭」の前夜祭という意味があるのでしょう。

しかし、この3年間は世界中に広がったコロナ感染症が日本にも押し迫り、全国どこでも様々な行事が中止になったり小規模に行われるようになってしまいました。早くコロナ感染が収まって、いろんな行事等が以前のように賑やかに行われるよう願うばかりです。

大祭祈祷会の準備と法要の様子

2020年当初からコロナ感染が広がり、今年で3年目になります。当初はまさかここまで感染が続くなど予想だにしませんでした。そして今もなおこの感染状況がいつ収まるのか予測することも難しい状況です。18日の観音様の日は、「念ずれば観世音菩薩様と特別の縁を結ぶことができる日、功徳のある日」と云われています。願わくは一日も早くコロナ感染の終息を迎えて、以前と同じように誰もが心おきなく自由に参拝することができる日を迎えたいものです。

8 月 の 行 事 予 定

〇 8月9日(火)・施食会準備
〇 8月10日(水)・物故世話方施食会
・三方石観世音歴代世話方の追悼法要を行います。
〇 8月11日(木)・一斉清掃日
〇 8月15日(月)・臥龍院施食会
・三方石観世音の法要を行っていただく方丈様のお寺(臥龍院)の施食会であり、石観世音の代表が出席します。
〇 8月17日(水)・月次法要
・毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろん祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 8月24日(水)・地蔵盆
・石観世音本堂裏にお祀り(おまつり)している延命地蔵尊と参道にお祀りしている堰止め地蔵尊の法要を行います。
 8月31日(水)・月末の合同祈祷
・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。