令和4年11月(霜月)の行事予定nado

橋供養として行われた安全地蔵尊法要

 上の写真にある橋供養安全地蔵尊の法要が10月13日に行われました。この法要は、橋供養と云われていますが、それは安全地蔵尊の後ろにある萬葉歌碑が刻まれている大岩を運ぶときに道中の石橋(現在の神明橋)を通って運搬しなければならなかったことがきっかけでした。

その大岩は、当時御方神社付近にあったのですが、この石橋を渡るために支柱や足場板などで様々な補強をしたうえで無事に運び終えたのですが、翌朝には橋を支える3本の石材のうち一本が折れて川中に落ち込んでいたということでした。
そのため、以後の参詣者や観光者の増加に備えて小・大型車などどんな重量にも耐えられる橋が必要と考えて、現在の朱色の神明橋が出来上がったということでした。そして昭和37年10月13日には渡橋式が行われたことで橋供養安全地蔵尊の法要が行われるようになったのです。

この大岩には、「若狭なる 三方の海の 浜清み いゆきかえらい 見れどあかぬかも 」という萬葉歌碑が刻まれ、橋供養安全地蔵尊の後ろの小高い所に据えられています。

三方石観世音奉賛会祈祷法要が厳粛に行われる!

 本年もまだコロナ感染が続く中でしたが、良信方丈様と良祥様お二人による祈祷法要が、奉賛会会員のご祈祷希望者146名のご芳名を読み上げられて実施されました。
現在行われている10月17日の奉賛会祈祷法要のこの行事は、石観世音を護り続けている三方区民のご労苦に対して、それぞれの方の“願意”を祈祷法要という形で応えるとともに、石観世音の護持について意見を出し合う良い機会にしたいと考えられたのだと思います。コロナの感染が早く終息して、今後の石観世音の在り様について和気あいあいの雰囲気の中で語り合える機会が早く来てほしいものです。

[火災時の初期消火用ポンプ車の保存車庫](上記写真参照)

昨年の秋に40トンの水がたくわえられる大型の水槽が下の境内の地下に設置されました。その時、これまで三方区が使用していた防火用ポンプ車を石観世音に配置して、重要な文化財を守るための初期消火に役立てられるようにということで、ポンプ車の車庫を造る予定がありました。
その車庫がようやく宿坊下の一画に「火災時の初期消火用ポンプ車の保存車庫」ができました。これで万が一の事態への“備え”ができました。この消防ポンプ車のお世話にならなくてもいいように万全の注意をすることは当然ですが、まずは一安心というところです。

参拝者の一言紹介(2022年9月~10月の参拝自由ノートより)

 初めてお参り致しまして深く感謝です。皆様のご健康を祈願し、わが命の延びるように期待します。(滋賀県 男性)
 母と一緒に無事にお参りさせていただきました。お守りいただきありがとうございます。(京都府 親子)
 やっと自分で運転してお参りさせて頂きました。老いて膝の痛みを覚えるようになり毎日ウオークをしています。頑張ります。次回も運転して来られるように‼(京都府 ご夫婦)
 いつも有難うございます。(滋賀県 ご家族)
 ぱぱの左麻痺が治りますように。左手と左足をお借りします。(福井県 ご家族)
 母(96歳でした) 永きに渡りお参りさせて頂きましたがお不動様初め、観音様故師様の元へ行きました。(そんな風に思いたい私)友人2人主人の4人で来させて頂いています。(滋賀県 ご夫婦と友人)
 今年もお参りに来ることが出来ました。嬉しいです。(岐阜県 女性)
 ありがとうございました。(京都府 女性)
 今年も参拝できました。(愛知県 ご夫婦)

11 月 の 行 事 予 定

〇 11月3日(木)・聖徳太子祭
〇 11月9日(水)・一斉清掃日
〇 11月17日(木)・月次
(つきなみ)法要
毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろんご祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
 11月30日(水)・月末の合同祈祷
 ・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA