令和元年12月(師走)の行事予定nado

もみの木・ヒノキ・杉の木などの伐採作業と雪囲い作業に精を出す

10月22日・23日にかけてかねてからの懸案だった本堂周辺のもみの木や杉・ヒノキなどの樹木の伐採作業を行いました。22日に伐採のための法要を行い、23日には重機を使って40m余りもあるもみの大木をはじめ、杉やヒノキなど5本を含む大掛かりの伐採作業に入りました。一番大変だったのは、大風が吹けば本堂に覆いかぶさるほどのもみの大木でした。その様子を数枚の写真で紹介します。

(1)                            (2)                         (3)

(1) はじめにもみの大木の伐採作業の概要をつかんだあと、大きなクレーンで作業員をかごに載せて、伐採箇所まで持ち上げます。伐採する作業員と重機を操作する作業員が無線で互いに連絡を取り合いながらの作業です。幹のてっぺんから8m~10mあたりで最初の伐採作業に入ります。枝をかき分け無線でやり取りして作業しやすい位置取りを行います。
(2) 目的の箇所で伐採作業開始です。ゆれるかごの中での作業は大変です。
(3) 伐採が終了して、それをクレーンでつり上げ地上に下ろします。

(4)                          (5)                               (6)

(4)クレーンで運ばれた伐採されたもみの木を地上に下ろす前に、そのままの状態で二人の作業員が枝の切り落とし作業を行います。
(5)全ての枝が切り落とされた後、クレーンで運ばれた幹を地上に横倒しにして、幹の次の部分を伐採するためにまわりを片付けます。
(6)こうした作業を4回繰り返してようやくもみの大木の伐採作業が終了します。このあと、他の木も同じようなやり方で伐採作業を終了しました。

11月10日には雪囲い作業を行いました。昨年はほとんど雪が降らず、過ごしやすい冬でしたが、近年の気候は予測がつきません。雪囲いの主な場所は、お手足堂の前面、本堂の後ろ側の車いす等が通れる通路面、本堂と事務所をつなぐ渡り廊下、聖徳太子堂です。そのほか融雪装置の配管等の整備です。準備万端で冬を乗り越えたいと頑張りました。

近年の台風がもたらす大雨や大風の被害は想像を絶するものがあります。こうしたことは温暖化による異常気象がもたらすものだろうと思います。地元でも過去には観音川の氾濫や数年前には竜巻による民家の被害などもありました。日頃からの備えが大切です。今回のこうした作業を終えて今は一安心というところです。

聖徳太子尊法要 が11月3日に行われました!

この太子堂は石観世音沿革史によれば、第一・第二・第三展望所が開発整地されて以降、登山者が増えたため「神聖なる高所に仏像を祭祀して登山者の守護と大自然の神秘を体得せしめん」との趣旨から、「従来本堂西南隅に祭祀の聖徳太子堂を第二展望所の聖地に昭和30年に遷座することとなり、毎年、従来の11月3日を太子祭と定め上山祭事を行った」とあります。しかしその後、昭和52年には再び現在の場所に遷座されたと太子堂の中に記録が残されていました。今後も登山者の安全を願って法要が続けられます。

12 月 の 行 事 予 定

〇 12月14日(土)・一斉清掃日
石観音委員総出の一斉清掃日です。
〇 12月17日(火)・月次(つきなみ)法要
月次法要は、毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっており、ご本人の希望の願意にもとづいてご祈祷が行われます。もちろんご祈祷を希望していない方も自由にお参りできます。
〇 12月24日(火)・花取り
正月を迎える準備を行います。まずは雄松・雌松の準備です。
〇 12月27日(金)・花立て
新年を迎える準備です。
〇 12月28日(土)・月末の合同祈祷日・すす払い
月末の合同祈祷日です。毎月17日の月次法要と同様に、ご祈祷希望者のための 合同祈祷の日になっており、ご本人の希望の願意にもとづいてご祈祷が行われます。今回は年末とあって、通常は月末の祈祷日を28日に行います。
〇 12月31日(火)・大晦日・お鏡飾り・年越し
この日は、当番も夕方5時までと5時以降の二組で夜通しです。
〇 1月 1日 (水)・元旦
新年を迎えて、新たな気持ちで参拝者を迎えます。
〇 1月 2日 (木)・臥龍院年賀
石観音代表が、ご祈祷などでお世話になっている臥龍院へ年賀の挨拶に出向きます。

 

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