令和3年11月(霜月)の行事予定nado

石観世音奉賛会の祈祷法要が恙無く(つつがなく)行われる!

10月17日には石観世音奉賛会会員の祈祷法要が毎月の月次法要の方の祈祷法要と同時に行われました。本年の奉賛会会員の祈祷希望者は150名近くあり、方丈様が一人ひとりの名前を読み上げられて厳粛に行われました。
法要の後石観世音委員長が、参加された奉賛会会員様方に、本年の石観世音への参拝者が少なくなった状況やそれに伴う経営の状態、その他石観音の文化財である手形足形のテレビによる報道予定などの近況を報告しました。残念ながら会員との懇親会はコロナ感染防止のため見送られました。

「石観世音奉賛会」・「奉賛会会員」とは・・・!

現在行っている10月17日の奉賛会祈祷法要に関して、区民の皆様に「奉賛会会員様宛」でご参拝の案内を出させて頂いていますが、この「奉賛会とは・・・・・・」というご意見が少なからずあります。このことについて石観音沿革史の記述などを参考にして考えてみます。

「このこと(長命講の復活)については2月の雪のなか、寒い中、昔と違いなかなかお詣りも少なくいったん廃止にしたが、区長各位・区役員様方の声も大きく、それでは10月17日はどうかと言う事で決定実行された。当日は32名の出席で・・・・・・盛会裡に終了した。尚名称も信者講、長命講といろいろ改名されていたが三方石観世音奉賛会と決定せり。」(「」内は石観音沿革 巻二 長命講の復活~文責・市野光雄氏~を引用)

平成19年と思われますが、今行っている奉賛会祈祷法要の行事について「長命講の復活 毎年10月17日」という見出しで上記のように記されていました。
ここでいう「奉賛」とは「神社などの仕事につつしんで協力すること」と辞書にはあります。ですからこの石観世音奉賛会とは石観世音を護り維持していく会ということになります。

そしてこの石観世音は、「その堂宇(建物)及び財産は全部信徒及び信者の寄進に依りて整備し、その管理経営の一切は昔時より三方区に於いて維持し来りたるもの」(石観世音沿革 巻一より 昭和19年)と記されています。
これらのことを踏まえて考えれば、石観世音奉賛会とは石観世音を護り維持していく会であり、その奉賛会会員とは三方区民ということになります。

そして、現在行われている10月17日の奉賛会祈祷法要の行事は、石観世音を護り続けてきている三方区民の皆様のご労苦に対して、それぞれの方の〝願意〟を祈祷法要という形で応えるとともに、今後の石観世音の護持について意見を出し合うよい機会にしたいと考えたのだろうと思います。

コロナ感染が広がる以前には、出席された奉賛会会員の皆様と方丈様と石観音委員全員で昼食をはさみながら、お互いに和気あいあいの雰囲気の中で石観世音のあり様について語り合う機会を持つことができていました。一日も早くコロナ感染の拡大を克服して、そうした機会を持つことができることを願うとともに、今後とも区民の皆様の石観世音に対する温かいご支援をお願いしたいと念じています。

参拝者の一言紹介(6月~7月の参拝自由ノートより)

〇 肺ガンを患い手術される方の成功をお祈りします。前回お守り頂いた方々皆元気でいます。ありがとうございます。又、今の病人がやすらかでありますように。(福井県 女性)
〇 88才になります。元気でいられますように。(福井県 ご夫婦)
〇 初めて御前に座し、あらためて御縁を頂きしをありがたい事です。念仏称えられしを。81才(三重県 男性)
〇 おかげをもちまして、再度おまいり出来ました事、うれしく、ありがたかったです。(滋賀県 女性)
〇 本日の主張発表、最優秀賞いただけます様に!(福井県 女性)
〇 昨年の年末に私が肘を痛め、娘の左膝の痛みが治まらず、治りますようにとおまいりさせてもらいました。おかげさまで、私の肘の痛みは、だいぶよくなりましたので、今日お礼参りによせてもらいました。娘の膝がよくなり、日常生活に支障がないくらいへ戻れますようにまたお願いさせてもらいました。(福井県 親子)
〇 1年ぶりのお詣りです。私も23年前股関節の手術をしたままでここまで来る事が出来ました。有難うございます。今日は主人と二人できました。主人77才私76才で元気です。仕事もまだ頑張ってます。毎日が感謝です。(京都府 ご夫婦)
〇 娘のせき、たん、のどをお直しくださいますように。私の腰、口の中の白板症お治し下さいませ。(滋賀県 親子)

11 月 の 行 事 予 定

〇 11月2日(火)・一斉清掃日
〇 11月3日(水)・聖徳太子祭
〇 11月17日(水)・月次法要
 ・毎月17日に行うご祈祷希望者のための合同祈祷の日になっています。もちろん祈祷を希望していない方でも自由にお参りできます。ご祈祷内容はご本人のご希望の内容となります。
〇 11月20日(土)・雪囲い&融雪対策
〇 11月30日(火)・月末の合同祈祷
 ・17日の月次法要と同様、ご祈祷希望者のための月末の合同祈祷日です。

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